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  • 【導入事例】進化への挑戦 – アナログからデジタルへのシフト

株式会社千成亭風土さまは、昭和32年に創業した伝統と革新を兼ね備える企業です。
本社は滋賀県に位置し、近江牛を中心とした精肉の販売および飲食事業を展開しています。

創業以来、商店街の小さな精肉店から出発し、現在では6次産業化を実現している千成亭風土さまは、牧場経営から精肉加工、販売、飲食まで一貫した事業を展開しています。

その歴史と伝統を守りつつ、最新技術の導入にも積極的な姿勢を見せる千成亭風土さまは、ツクルデの導入を決定。この決断は、伝統ある企業がどのように現代の技術を取り入れ、業務効率化と品質向上を図るか、その一例として注目されています。

今回は、千成亭風土さまの代表取締役である上田さまとマネージャーの山本さまにお話を伺い、デジタル化への挑戦とその成果について伺いました。


ツクルデを導入する前の現場の状況や課題について


ーはじめに千成亭風土さまの現場状況と導入前の課題についてお話を伺います。
千成亭さまは伝統的な精肉店からスタートし、近江牛を中心に飲食事業も展開されていますが、導入前の主な課題は何でしたか?

上田さま(千成亭 代表): はい、私たちの主な課題は大きく三つありました。
まず、地元産品を取り扱う上での小ロット生産の難しさです。
特に、レトルト商品などの生産では、小規模な生産が求められることが多く、それに対応するのが困難でした。

ーそれは厳しい課題ですね。他にはどのような点が挑戦でしたか?

上田さま: 第二に、私たちの管理システムはまだアナログが中心でした。
これにより、書類作成や管理に多くの時間がかかり、効率が非常に悪かったんです。
特に在庫管理は、アナログだとミスが起きやすく、正確な在庫数の把握が難しい問題がありました。

ー管理面での課題も大きかったのですね。他にはありますか?

上田さま: そして最後に、トレーサビリティの問題です。
食品事業を行う上で、製品の出所を明確にすることは非常に重要ですが、
従来のシステムではこれが十分に行えていませんでした。

特に顧客からの問い合わせに迅速かつ正確に応えることが難しく、信頼性の向上が求められていました。

ー課題が明確になっている中で、これらを解決するためにツクルデを導入されたわけですね。

ツクルデ導入後の現場の状況や課題について


ー千成亭さまがデジタル化への一歩を踏み出してから数ヶ月が経ちました。
ツクルデの導入後、現場の状況はどのように変わりましたか?

山本さま(千成亭 マネージャー): はい、大きな変化がありました。
まず、作業指示や在庫管理がデジタル化されたことで、かなり効率的になりました。
以前はアナログで書類を管理していたため、時間がかかり、ミスも多発していましたが、
今はそのような問題がぐっと減少しました。

ー効率化は現場にとって大きなメリットですね。他に変化はありましたか?

山本さま: はい、特に新人スタッフのトレーニングが楽になりました。
以前は1対1で指導する必要がありましたが、今はツクルデが明確な指示を出してくれるので、教育がスムーズになりました。
これにより、より多くの時間を製造業務に充てることができるようになりました。

ーそれは素晴らしい進歩ですね。しかし、導入には困難も伴ったのではないでしょうか?

山本さま: 確かに、導入初期にはいくつかの困難がありました。
特に、高齢のスタッフにとってデジタルへの移行は難しい部分があったんです。
しかし、ツクルデは徐々にカスタマイズされ、使いやすくなっていきました。
また、スタッフの意見を積極的に取り入れることで、みんなが使いやすいシステムへと進化していきました。

ー今後の展望についても教えていただけますか?

山本さま: もちろんです。私たちはこのツクルデを活用して、さらなる効率化と品質向上を目指しています。
また、トレーサビリティの向上により、顧客からの信頼も高まっています。
これからも、ツクルデをフル活用して、千成亭のサービスと製品をより高いレベルへと引き上げていきたいと考えています。

どのようなかたにこのツクルデを使ってもらいたいか


ーツクルデですが、どのような方々に特に推奨しますか?

上田さま: ツクルデは非常に多機能で柔軟性が高いです。
まず、小規模生産を行っている事業者には特にお勧めします。
小ロットでの生産を効率的に行いたい、地元産品を取り扱っている事業者にとって、このシステムは大きな助けになるでしょう。

ー小規模生産者にとってメリットが大きいのですね。他には?

上田さま: また、デジタル化への移行を検討している事業者にも非常に有効です。
特に、アナログ管理からの脱却を図りたい、効率化を目指している企業には最適です。
私たちのように、長年アナログで運営してきた企業でも、スムーズに移行できました。

ー管理面での効率化に貢献するわけですね。その他、推奨するユーザーはいますか?

上田さま: はい、最後に、品質管理やトレーサビリティを重視する事業者にも強く推奨します。
特に食品業界や製造業界では、製品の安全性や品質の追跡が重要です。
このシステムは、そのような要求を満たすのに役立つでしょう。

 

上田さま、山本さま本日は貴重なお話しをありがとうございました。引き続きツクルデがご支援できるよう改善を進めてまいります。

※掲載内容は取材当時のものです。

 

【まとめ】

株式会社千成亭風土さまのツクルデ導入事例は、伝統と革新を兼ね備えた企業が現代の技術を取り入れ、
業務効率化と品質向上を図ることの重要性を示しています。

特に、小規模生産を行っている事業者、アナログ管理からの脱却を図りたい企業、
品質管理とトレーサビリティを重視する事業者にとって、この導入事例は大きな参考になります。

千成亭風土さまは、ツクルデを活用して、さらなる効率化と品質向上、顧客からの信頼向上を目指しています。