現場DXを“もっとやさしく”──「ツクルデ」と「TAGURU」が連携を開始

~新年度の現場教育に、“動画×帳票”という新しい選択肢を~
食品製造業向けクラウド帳票システム「ツクルデ」を展開する株式会社カンブライト(大阪府吹田市、代表取締役:井上和馬)は、動画マニュアルサービス「TAGURU(タグル)」を提供するRUN.EDGE株式会社(東京都港区、代表取締役社長:小口 淳)との連携を開始しました。
本連携は、作業記録と動画マニュアルを組み合わせることで、教育の属人化や記録の曖昧さ、多言語対応など、製造現場が抱える“あるある課題”を可視化し、誰でも使える形で解決することを目的としています。
新年度を迎え新人教育や標準化への取り組みが加速するこの時期。記録と動画をつなげるこの仕組みは、「現場教育のリニューアル」を検討する多くの企業から注目されています。
📌 背景と狙い|“わかってるつもり”をなくすには?
「口で言ったのに、なぜ伝わっていない?」
「マニュアルがあっても、現場では誰も見ていない…」
「記録が“やったこと”の証拠になっていない」
属人化、紙文化、教育の非効率、ヒューマンエラー——その多くの原因は「見えないからわからない」「伝える手段がない」という点に集約されます。
「ツクルデ」と「TAGURU」の連携は、こうした課題に対し、“記録+動画”で見える・残る・共有できる環境をつくることを目的としています。
🛠 両サービスの特長|“誰でも使える”が共通点
ツクルデ:食品製造業に特化した帳票デジタル化システム。スマホやタブレットで記録でき、在庫・トレーサビリティ・逸脱管理なども一元化。誰でも使いやすいUIと導入支援が強み。
TAGURU:スポーツ現場で培われた「見たい瞬間だけすぐ見返せる」映像技術を活かした動画マニュアル。タグ検索・字幕・文字起こし・多言語対応により、教育効果を飛躍的に高めます。
🤝 第1弾の連携内容
・ツクルデ帳票・工程記録から、TAGURU動画にワンクリックでアクセス
・作業の“コツ”や“注意点”を、動画で補足
・今後は動画のサムネイル表示など、UI連携を深化予定
🔍 “現場あるある”、こう変わります
✅ 新人教育:動画で統一的に教える → 真似る→自信がつく
✅ 属人化対策:ベテランの手技を動画で残して共有
✅ 記録の裏付け:動画と帳票を紐づけて“見せられる記録”に
✅ 外国人対応:字幕+多言語で「見てわかる」教育に進化
✍ テスト導入進行中:現場実証から価値検証へ
現在、中小食品メーカー1社でテスト導入に向け進行中。現場導入による教育定着率・作業の標準化効果を検証中で、フィードバックをもとに更なる改善も予定されています。
📣 今後の展開:単なる連携で終わらせない
・共同セミナーの開催
・改善レポートと動画を連携
🎯「やさしいDX」で、現場に寄り添う
「DX=難しいもの」ではなく、「現場が本当に使えること」が大切。
ツクルデとTAGURUは、“初めてでも使える”“続けられる”を大事にしながら、現場にやさしいDXの実装を推進してまいります。